朝早くから夜遅くまで働く日々。
疲れてヘトヘトの状態で、
湯船につかる気力もなく、
シャワーを浴びてさっさとベッドに入り、
翌朝目覚めたらまた身支度をしてオフィスへ。
そんな日々を振り返ると、
正直、なんだか空しい気持ちになります。
充実しているとも感じますが、
こんな生活が一生続くかもしれないと想像すると
「このままでいいのか」と考えてしまいます。
仕事を持っていればそんな時期もあります。
ただ、働くということは本来自分の幸せのための手段であるべきというのが
理想かなと思います。
本稿で述べたいのは、何もそんな環境が嫌なら転職しようというような類の話ではありません。
忙しい中でも、ほんの少し頑張ることで、
気持ちの面で自信が持てたりするのです。
その肝となるのが、「通勤時間の活用法」だと思います。
私の場合は、電車に乗っている時間がおよそ50分程あるわけですが、
この時間を読書やブログ記事の執筆などに当てています。
朝読書の習慣を持っていると、経験則上その日は非常に頭がさえるということもあり、
就業時間によりよいパフォーマンスを発揮するための一つのルーティンであり、
インプットができるということから、一石二鳥なのです。
あと、非常に下世話かもしれませんが、
通勤時にふと周りを見回してみてください。
その車両には、あなたと同じように本を読んでいる人が何人いますか?
おそらく片手の指で数えられるほどではないでしょうか。
残念ながら人間は他人と比べて優越感を感じるものですが、
優越感は他方で自信につながります。
「今日もこの車両で本を読んでるのは私だけ。頑張ってる私ってえらい」
というようなことを考えるだけでも、ワクワクしませんか?
こんなことを考えながら通勤するのと、ぼーっとなんとなくSNSやYouTubeを見て時間をつぶすのと、あなたはどちらを選ぶでしょうか。