不測の事態とは、予測できない物事のなりゆきや状態ということですが、
ある程度予測することができます。
その方法は、「望ましい状況」と「それを疎外する可能性がある要因」を想定することです。
例えば、外出先で講演をするということを想定してみます。
まず、「望ましい状況」としては、
- PCとプロジェクターの接続
- 講演用資料のデータ
- レーザーポインターやプレゼンリモコン
などが問題ないことでしょう。
これに対して、「それらを阻害する可能性がある要因」として考えられることは、
- プロジェクターに適合するPCポートがない
- 講演用資料のデータが消えてしまった(あるいはすぐに見つからない)
- レーザーポインターやプレゼンリモコンの電池がない
ということが想定されます。
事前にこれらのことを想定しておき、準備をすることで、
当日になって「想定してなかった(=不測の事態)」といって慌てることはありません。
ここまでを準備と心得ておくと、安心ですね。