ベトナムのタクシーで歌を歌う ~実体験3選~

海外に出かけた際に現地の人たちと仲良くなる私なりの方法として、

現地で有名な歌を覚えて歌う」をご紹介しました。

それを実践する格好の場所のひとつが、タクシーの車内です。

海外でタクシーを利用する際、一人で乗車した場合、

ほとんどは乗ってから降りるまで、沈黙の時間が流れることが多いかと思います。

同乗者がいればその人との会話はあるでしょうが、

あまりドライバーさんと会話が弾むということは少ない印象です。

でも、「せっかくならドライバーさんと会話したい!

そんな時に、片言でも良いから現地の言葉が話せるといいですよね。
でも外国語ってそう簡単には修得できません。

なので、私は歌を歌います(笑)

たとえばベトナム・ダナンでタクシーを利用した際、一緒に歌ってかなり盛り上がりました。
今回は、その時に体験した3つの出来事をご紹介します。

実体験3選
  1. おすすめの観光スポットを紹介してくれる
  2. ガソリンスタンドに連れていかれる
  3. 彼女と婚約したらしいからご祝儀としてチップをあげる

1.おすすめの観光スポットを紹介してくれる

これは定番かもしれませんが、現地を知り尽くしたドライバーさんだからこそのおすすめ情報はとても貴重です。

私自身も個々のドライバーさんがどんなことをおすすめしたいのかというのは、

興味がありますし、ガイドブックには載ってない情報を教えてくれたりもします。

それだけではありません。

ダナンには「ドラゴンブリッジ」という観光スポットがありますが、
それとは別の橋を渡るのが最短ルートではあったのですが、

せっかくだからと、少しだけ遠回りしてドラゴンブリッジを渡ってくれたのです。

こんなホスピタリティーを発揮してくれるなんて思ってもみなかったので、
その優しさと気遣いに感動しました。

2.ガソリンスタンドに連れていかれる

ダナンの空港近くのホテルから、ダナンで最も有名なビーチである

「ミーケビーチ( Bãi biển Mỹ Khê )」までGrabではおよそ20分程かかる見込みでした。

20分をだんまりで過ごすのは、もったいないと思い、
乗車後に挨拶をしてからしばらくは英語で簡単な自己紹介などをして話をしていました。

そして、いざその時がやってきます。

私が歌いだすと、喜んで合わせて歌ってくれたのです。

ドライバーさんからしたら、言葉も通じない外国人を乗せるなんて緊張するだろうと思うわけです。
そんな時に、少しでもその緊張をほぐすことができれば、
互いに心地いい時間にすることができますよね。

しばらくしたら、「ガソリンスタンドによってもいいですか」ときかれました(笑)

私は「もちろん、いいですよ。急いでないですから!」
と即答。

むしろ、ベトナムのガソリンスタンドに行くなんて機会ないですから、
貴重な体験ができました。

日本だとあまりお客さんを乗せたまま給油するってないかなと思いますが、
ベトナムらしさというか、歌を歌って緊張がほぐれた結果というか、
こんな珍しい経験ができたのは、歌を歌ったおかげかなと感じました。

3.彼女と婚約したらしいからご祝儀としてチップをあげる

ダナンから少し離れた位置に、「ホイアン」という町があります。
ここは、1999年に旧市街が世界文化遺産に登録されました。

ダナンにある滞在先のホテルからホイアンまでおよそ車で40分程かかります。

ホイアンからの帰りに乗った車のドライバーさんが、
非常に若く、私が日本人であることがわかると非常にたくさんの質問をしてくれました。

もちろん、ベトナムの歌を歌ったら大喜び。

盛り上がり、互いの身の上話をすることになりました(笑)

なんと彼は、今年結婚するとのこと。

5年付き合った彼女がいて、先日プロポーズをしたのだとかで、
写真を見せてくれたり、馴れ初めを聞いたりしました。

そんな一方で、Grabのシステムエラーでクレジットカード決済ができないことが判明。
でも紳士な彼はぼったくろうなんて考えは全くなく、
目的地に着いた際に予約時にアプリに表示されていた金額を言ってくれました。

そんな彼に私は、結婚祝いとして運賃と同じ額のチップを渡すことにしました。
彼に「彼女を幸せに、そしてあなたも幸せになることを約束してね」というと、
「約束するよ。ありがとう。」と。

私にとっては、非常に思い出深い出来事となりました。

まとめ

このように、何か一つ現地の人々と仲良くなる方法を持っておくと、
旅がより充実するものとなるでしょう。

皆さんもぜひ挑戦してみてください。

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