前回、「WBSの作り方 Part1~プロジェクトの全体像を描く~」で、
WBS( Work Breakdown Structure )を作るために予め用意する必要がある事柄を記しました。
全4回シリーズの第2回目の今回は、
「フォーマットの作り方」を紹介します。
今回は引き続きカレーライスを例にして作成してみましょう。
必須項目
- いつ
- 誰が
- 何をするか
1.いつ
今回は料理ですから、複数の期日に渡って作業をするということはありませんが、
仕事の基本として「いつまでに」という設定は必要です。
この期日の設定がもっとも大切かもしれません。
2.誰が
複数の作業を同時に進めるため、あるいは限りある時間で完成させるには、
一人ではなかなか難しいです。
手分けして作業をする必要があります。
その際、予め誰が何を担当するかを明確にしておく必要があります。
この「誰が」というのは、必ずWBSに盛り込むようにしましょう。
3.何をするか
前述のとおりですが、WBSは複数人で協力して一つの企画を完了させるためのものですから、
各担当者が何をするかは必須項目です。
そして、この「何をするか」という点は、
前回のステップで洗い出したタスクを記入していくことになります。
まとめ
このように、フォーマットを作成しておくと、
何をどこに当てはめればいいかがわかり、整理しやすくなることはもちろん、
他の企画の際に流用できます。
次回は、このフォーマットを踏まえて、ガントチャートの作り方をご紹介します。