もしかしたら、学生インターンシップに参加したり、
社会人になると最初に覚える言葉かもしれません。
よく耳にする言葉ですが、
今回は私なりに「報連相」について考察してみました。
- 報連相とは、コミュニケーションの基本概念
- コミュニケーションの目的
- 信頼関係の重要性
報連相とは、コミュニケーションの基本概念
そもそも「報連相」とは、
報=報告
連=連絡
相=相談
の頭文字をとってできた言葉です。
そして「報連相が大切だ」と言われるのは、
コミュニケーションの基本概念だからというのは理解しやすいと思います。
では、もう一段掘り下げて考えてみましょう。
「コミュニケーション」の目的は何か。
コミュニケーションの目的は、「信頼関係を構築すること」にあります。
他人に自分のことを正確に理解してもらうということは容易ではありません。
それなりの努力をする必要があります。
そして、そのための手段がコミュニケーションであり、報連相であると言えます。
したがって、報連相は「信頼関係を構築するための手段」なのです。
信頼関係の重要性
組織において信頼関係を構築する重要性において、
近年益々コミュニケーションが担う役割は大きくなっているように思います。
企業内でのコミュニケーション方法は大きく変化しました。
それまでオフィスにいれば、相手の表情や声のトーンなどの
非言語情報も含めたコミュニケーションが成立していたわけですが、
在宅ワークが普及し、ビジネスチャットでのやり取りの頻度が
その多くを占めるようになったことで、
言語情報(文字)に頼る機会が増えました。
絵文字などは削がれた非言語情報を補う役割として存在しているわけですが、
それでもテキストのみで正確に伝えるためには、
読み手の読解力のみならず、書き手の発信力も求められます。
すなわち、報連相を受ける側と報連相をする側のどちらにも、
一定の努力が求められるわけです。
そんな状況において、組織内での相互理解のためには、
まず自ら積極的に報連相をする意識を持つことから始めましょう。
「過去と他人は変えられない」
まずは自分が変わることです。
まとめ
就職して実務につくようになると、
目の前のタスクに追われて余裕がない状態が多々あります。
そうなると、「報連相」を怠りがちになってしまいます。
私もそうでした。今となればもっと報告・連絡・相談をして、
組織やチームを意識して仕事を進めることができていたら
「もっと上手く物事を進められていたのに...」
「あんなに仲間を困らせることはなかったのに...」
と、今振り返ると後悔しているわけです。
幸いなことに、社会人1年目の私は素晴らしい仲間に恵まれていたので、
仲間の優しさに甘えることができましたが、
全ての環境でそのようには行きません。
新しい環境に移ったり、社会人としてのキャリアを重ねる度に、
この報連相がどれだけ大切か、身をもって理解できた次第です。
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