散歩をすることは、
単に気分転換だけでなく、
仕事や脳に良い効果をもたらすと言われています。
私は散歩をする習慣というほどまででははないものの、
コロナ禍をきっかけとして、
以前よりも外を歩く機会が増えました。
思えば新型コロナウイルスの感染が拡大し、
緊急事態宣言が出された際、
在宅での勤務が推奨されただけでなく。
不要不急の外出を避け、
なるべく自宅に籠るということが
求められた時期がありました。
当初は未知のウイルスへの恐れから、
多少の不便がありながらも自室に籠り、
とにかく新型コロナウイルスに感染しないように
注意しようという意識が強かったことと、
「通勤」をせずとも仕事をすることが許されるという
ある種の高揚感をも感じていましたから、
一歩も外に出ないという日々が続くことへのストレスを
さほど感じませんでした。
しかしながら、新規感染者が増加する一方で、
徐々に海外渡航の制が解除される状況をみると、
やはり「適度に外に出ないと辛い」という感覚が
強くなっていきました。
以前は「通勤」からいかに解放されるかというような
期待があったのが嘘かのように、
今では「通勤が適度な運動」となり
気分転換になると感じています。
単なる勤務先に移動するためだけの意味しか
見出していなかった「通勤」が、
捉え方を変えるととても良い
「気分転換の機会」であったと気が付きました。
捉え方一つで感じ方が全く変わるんですね。
これも散歩の効果の一つでしょうか。