資料や文書を含め、様々な成果物を作成しようという時、
一度で理想のものを完成させるというのは難しいです。
成果物であるということは、
他者が求めているレベルのものを作らなければいけないわけです。
仮に上司から10枚ほどの資料作成を1週間後までという
期限とともに頼まれたとしましょう。
この時、1週間後までに作ればいいというわけには行きません。
以前、「段取りが大切!~作業に着手する前に~」でも記したように、
修正する必要があることを前提に、
あるいは加筆・修正をしてもらうことを前提にして
作業をしていくべきでしょう。
どれだけ時間をかけて自分が納得いったものだとしても、
必ずレビューが入りますし、
自分が気付かなかった観点での指摘があるということが多々あります。
そういったことも踏まえて、
まずは50%程の出来だとしても、
2日後あるいは3日以内に一度「初稿」として
確認してもらうということが大切です。
「完璧」を求める必要は無いのです。
むしろ、周囲の人の力を頼って、
より良いものを作ろうというマインドを持つことで、
自分自身も楽になるでしょう。
1回のアウトプットで“100点”を取るというのは非常に難しいです。
だから人に相談する。
それは、自分の新たな気づきであり、成長につながります。
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