作業内容をマニュアルにするというのは、
仕事のための仕事であることから優先順位が劣後されやすいです。
しかし、改めて考えるとこの「マニュアルを作る」ということの
波及効果は大きいなと思います。
ポイント
- 業務改善
- ナレッジマネジメント
- 自己成長につながる
1. 業務改善
自分が現在している作業をマニュアルにすると、
何をどのように進めているかを整理することができます。
そうすると、「もっと効率的な方法はないか?」と
改善を図ることに役立ちます。
2. ナレッジマネジメント
また、マニュアルがあることで、
その作業が属人的なものではなくなるため、
組織としてのナレッジマネジメントに役立ちます。
成果が出ている仕事であればなおさら、
何をどのように、どんなことに注意を払いながら
仕事をしているかを共有することで、
組織全体でのパワーアップにつながります。
3. 自己成長につながる
さらに、属人的な仕事でなくなると、
他者にその仕事を任せやすくなります。
そうすると、自分が新たにやってみたいことにチャレンジをする
余裕が生まれるでしょう。
そうして生まれた時間的あるいは体力的な余裕を、
自己成長に活かすというサイクルを作っていくことができます。
とはいえ、今目の前のタスクを進めるということを優先しなければいけませんから、
一気に作らずに、無理のないペースで少しずつ作っていくということから
始めてみるのが良さそうです。
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