アイデアを出し合う方法として、
もっともメジャーなものが「ブレインストーミング」でしょう。
ブレストとも言われ、ビジネスの場面での“日常語”ともなっています。
ブレストでは、複数人が集まって一つのテーマについて
思いつく限りのアイデアを出していくわけですが、
最も注意すべきことがあります。
それは、「出たアイデアを否定しない」ことです。
ブレストにおいて、これは厳禁です。
実現可能性はひとまず無視して、
とにかく短時間で大量のアイデアを出すということに、
ブレインストーミングの目的があるのですが、
ここで否定的な意見が出ると、自由な発想が疎外されます。
これではブレストなんぞするだけ無駄なわけです。
地位や立場などに関わらず、様々な視点から意見を出し合おうという場面において、
否定されてしまっては委縮するのも無理ないことです。
したがって、とにかく意見を出しまくること。
ある程度出しきったあとに可否判断を議論すればいいわけです。
簡単そうに見えて意外とできている大人は多くないように感じます。
大人のマナーとして心得ておきましょう。