私が心がけていることは、とにかく学ぶことです。そして、学ぶという言葉の語源は「まねぶ」であり、「マネをする」ということです。
ビジネス系の書籍でも、お手本にしたいと思う人や成功している人のマネをすることで、その人に近づくことができるというようなことが書いてあります。
これについては経験則からも、非常に腹落ちすることができます。
先輩や上司のいいところを見つけ、それをマネしてみるということを実践してきましたことで、ある程度他者から「仕事ができる」と言ってもらえるようになりました。
新入社員の時から考えると、そんな言葉を言ってもらえるようになる日が来るなんて想像していませんでした（笑）
私は学生時代に空手をやっていたのですが、空手の稽古では毎回必ず「基本稽古」を行います。
基本稽古は、ルーティンではあるのですが、そこに対していかに集中して、ひとつひとつを正確に先輩方と全く同じ動きや呼吸ができるかということを意識します。
単純なようで非常に難しいのです。私のような素人には、同じことをやったとしても上手くできる時もあるし、
いまいち決まらないこともあります。ルーティンであってもあるいは先輩のマネをしようとしても、なかなか安定させるということは難しかった記憶があります。
ただ毎回真剣にマネをして稽古を繰り返していく中で、コツを掴んでいくわけです。
これは仕事にも応用できる考え方だと思います。
仕事のできる人のマネをして、学んでいく。
私も素直に学び続けたいと思います。
