まもなく夏休みやお盆を迎え、旅行や帰省で新幹線や飛行機を利用する機会が増える時期です。
また、仕事でも出張の際にそれらの交通機関をよく使う方もいらっしゃるでしょう。
ところが、いざ出発当日になって、新幹線が運転を見合わせたり、
天候不良や機材の問題で飛行機が欠航になったりという
「思いがけないトラブル」というのが度々発生します。
私自身も、これまでそのような状況に遭遇した経験が国内でも海外でも数回あり、
代替手段を考えて手配したり、面倒なんですよね。
せっかくワクワクした気持ちでいるのに、
出鼻をくじかれてしまい気分が盛り下がってしまうでしょう。
精神的にも、なるべくそんな面倒は避けたいものです。
そこで、「かもしれない運転」の考え方を予定を立てる時に応用しています。
- 「かもしれない運転」とは
- 避けたい“煩わしさ”
- トラブルがある前提で計画する
「かもしれない運転」とは
自動車教習所に通うと必ず習う言葉の一つで、
運転免許をお持ちの方はよくご存じだと思います。
危険予測運転とも言われますが、読んで字のごとく、
予めその状況で発生する可能性がある危険性を想定し、
すぐに回避できるよう意識して運転するという安全運転で推奨されるものです。
この考え方は、出張や旅行の当日になっていざ欠航や遅延などの
トラブルが発生した際にも応用できます。
避けたい“煩わしさ”
なぜ移動の計画に「かもしれない運転」を意識するべきなのか。
それは、「その後の手続きが煩わしい」からです。
例えば、予約していた飛行機が欠航になった場合、
元々搭乗する予定だった便の予約をキャンセルをしたり、
別の便に振替たりする必要があります。
この手続きが発生すること自体も面倒なのですが、
一つの便で何百人、場合によっては一日で何万人という人に影響があるわけですから、
その人たちが一気に予約サイトや空港のカウンターに集まって、手続きをしようとします。
よく台風で飛行機が欠航になった時に、
空港のカウンターに行列ができていたり、
新幹線が運転を見合わせた際も、
改札や駅のホームで大勢の人が列をなしたりという場面をニュースで見かけます。
夏の蒸し暑い時期にこういう状況に遭遇すると、
体力的にとてもしんどいですよね。
快適で楽しい旅を想像して胸を躍らせていたのに、
状況は一転してしまいます。
「移動当日には遅延や欠航があるかもしれない」と考えて計画しておくと
このような煩わしさをなるべく避けることができます。
トラブルがある前提で計画する
前述のように、スケジュールに余裕を持たせておくことで、
気持ちの面でも余裕が出てきます。
観光や仕事の予定がある日の前日に現地に到着しておくという具合です。
一方で、このようなトラブルが毎回発生するわけではありませから、
現地で予定がある当日に移動して仕事や観光をして、
終わったら一泊なり日帰りなりという工程の方が効率やコスパは良さそうに見えます。
ただ、万が一ということも想定して、
時と場合に応じた段取りを付けておくという心がけが大切です。
まとめ
正直、天候については出発直前にならないと
どう影響するかがわからないので、
どれだけ計画段階で余裕を持たせていたとしても
避けられないこともあります。
それでも、理想的なプランと併せて、セカンドプランを用意するなど、
少しの手間で余裕が生まれます。
なるべく当日に焦らないように備えておこうという考え方、
参考になると幸いです。
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