インドの宇宙研究機関、Indian Space Research Organisation(ISRO)は、
チャンドラヤーン3号(Chandrayaan-3)が月面着陸に成功したことが話題になっています。
月探査機の月面着陸については、これまでロシア(旧ソ連)、アメリカ、中国が成功させてきました。今回のチャンドラヤーン3号の月面着陸は、インドとしては初、世界で4番目ということになりますが、注目するべきはその着陸地点です。
今回、世界で初めて「月の南極」付近に降り立ったそうです。
我々が普段ビジネスに勤しんでる間に、世界では、このような壮大で夢のあるプロジェクトが動いていたなんて。
そして、インドのエンジニアリングのレベルの高さってさすがですね。
ISROの公式YouTubeチャンネルで、その時の様子が公開されてるので、
リンクを貼っておきます。
ちなみに、チャンドラヤーンという名称ですが、
日本語訳は「月の乗り物」だそうです。
チャンドラ=月
ヤーン(ヤーナ)=乗り物
月の乗り物って聞くと、かぐや姫(竹取物語)に出てくる飛車(とびぐるま)を思い出します。チャンドラヤーン自体は探査機なので、人が乗ってるわけではないですが、
なんだかネーミングの発想に日本とのシンパシーを感じます。
世界で進む宇宙開発、これからも注目ですね。