この世の全ての物事は、
放っておくと勝手に散らかっていって、
意識的にそれを整理することをしない限り
どんどん散乱していくといいます。
そしてこの法則が「エントロピー増大の法則」です。
たしかに、部屋の片づけをしてもしばらくすると
なぜか荷物が増えています。
その度にまたいらないものを捨てたりします。
仕事についても、意識的に普段からタスク整理をしておかないと、
結構抜けてしまって気が付いたら締め切り直前だったり、
なんなら期限を過ぎてしまったりというようなことがあります。
エントロピー増大の法則からは、
どうにも逃れることができないのであれば、
意識的にタスクやスケジュールの整理をする必要がありますね。
放っておけば放っておくほど散らかるのだとしたら、
放置する期間が長ければ長いほど、
片づけの負荷が高まります。
逆に、放置する期間が短ければ短いほど、
片づけの頻度は上がる一方で、
その負担は軽減されるはずです。
そうすると、例えばタスク整理についても
1か月に1回というようなスパンよりも、
毎週あるいは毎日というような頻度で整理してから、
日々の仕事に取り組むというのがよさそうです。
実経験でもこのことは私自身反省した記憶があります。
2週間~3週間、タスク整理をせずに仕事をしていると、
全体像がぼやけてきて、
個々のタスクの優先順位がわからなくなってしまうことがありました。
そしてこの状態になってから、
タスクの棚卸をするとなるとそれだけで
なかなかな時間がかかってしまったのです。
それ以来、
毎月の全体像の整理、
毎週の重要タスクの整理、
毎日の喫緊タスクの確認、
というような形で定期的にタスク整理をするようにしました。
仕事の整理も部屋の片付けも、
後回しにしていいことはなさそうです。
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