2024年7月26日、パリでは100年振りの開催となるオリンピックが始まりました。
オリンピックサッカー日本代表男子は、予選リーグの第2戦目となるマリとの試合に勝ち、
2大会連続で決勝トーナメントに進出するという嬉しいニュースがありました。
一方で、柔道の52キロ級で連覇を目指していた阿部詩選手は、
世界ランキング1位のディヨラ・ケルディヨロワ(ウズベキスタン)選手と対戦し、敗れてしまいました。
私はこの試合をテレビで観戦していたのですが、一瞬のできごとで
まさか阿部詩選手が負けたことをすぐには信じられませんでしたし、
とても残念に思いました。
阿部詩選手がこのオリンピックでの連覇のためにしてきた努力や気持ちを想像すると、
応援する者として悔しいです。
ただ、オリンピックの試合後に涙を流す一流のアスリートの姿は、
勇気を与えてくれたようにも思います。
これほどの実力と運を備えたトップアスリートが、
血のにじむような努力をしてようやく出場できるオリンピック。
しかも「連覇」という、私のような一般人には想像すら及ばないプレッシャーを背負い試合に臨み、
勝つこともあれば一瞬で負けてしまうこともあるという過酷な世界で戦っているわけです。
翻って自分の日々を振り返った時に、果たしてそこまで真剣に取り組めているのか。
「もっともっと」というハングリー精神を忘れていないか。
そんな思いが湧き上がってきました。
応援とは、永遠の味方として常にその人の成功を願いながら、
勝った喜びも負けた悲しみも一緒に寄り添って分かち合う存在だと心得ています。
そんな感情が揺さぶられるような体験をできることにも感謝ですね。
パリオリンピック、今後どんな感動が待っているのか楽しみです。