旅先の天気を確認する習慣を

8月になり、日本は本格的な台風シーズンを迎えます。

 

台風の影響はすさまじく、在来線や新幹線が運休し飛行機は欠航します。

 

そうなると、旅行どころではありません。

せっかく予定を立てたとしても、天気には逆らえませんし、

何しろ安全第一であるべきですから、自宅で過ごすのが良さそうです。

 

私も日本にいればそんなことを考えていられるのですが、

これが海外で悪天候での交通機関の乱れに遭遇したら、

パニックになるかもしれません。

 

そういえば大学生の頃に、友人とポーランドに旅行に行ったある日、

アウシュビッツ強制収容所の見学のために、

ワルシャワから飛行機でクラクフまで日帰りで向かう予定でした。

 

ところが悪天候で飛行機が欠航となり、

バスで向かうことになったのですが、なんと6時間かかりました。

 

本来なら飛行機で1時間ほどで到着し、アウシュビッツ強制収容所の見学をして

クラクフ観光をしようと思っていたのですが、その計画が見事に崩れてしまいました。

 

その時は濃霧の影響で飛行機が飛ばなかっただけで、特急列車やバスなどは

通常通り動いていましたから、クラクフからの帰りは電車で順調に帰ってこれたわけですが、

行きたかったところに行けないという悲しさはありました。

 

去年のポーランド旅行は、そのリベンジでもあったわけで、

その際はアウシュビッツ強制収容所の見学ができました。

 

さて、振り返ってみると、あの時事前に現地の天気予報を確認しておけばよかったと感じます。

というよりも、「問題なく飛行機が飛ぶだろう」と当然のように思っていたこともよくなかったです。

 

「もしかしたら悪天候で飛ばないかもしれないから、その場合どうしようか」

と次のプランを用意しておくべきでした。

 

こんな反省を踏まえて、出張先や旅行先の天気を気にしたり、

飛行機を乗り継ぐ必要があるときは、到着が遅れても乗り継ぎ便に間に合うように

余裕を持ったスケジュールにしたりなど、今に活かすことができてますから、

この時の経験は、私にとって貴重な財産です。

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