2023年8月現在、日本からソウルへ旅行に行く際、約@@%の便が仁川国際空港行きです。
かくいう私もソウルに行く際は仁川国際空港を利用します。
ほとんどの場合は、KTXを利用して空港からソウル中心地へ移動するかと思いますが、
以前記したように夜遅くに到着する便を利用する場合は、仁川空港の近くに1泊ホテルを予約しておくのが良いでしょう。
こちらもぜひご参照ください。
日本からソウルに行く際、仁川国際空港に到着する便を利用することが多いです。
以前記したように夜遅くに到着する便を利用する場合は、仁川空港の近くに1泊ホテルを予約しておくのが良いでしょう。詳しくはこちらをご参照ください。
さて、空港の近くに「雲西」という町があります。
雲西は仁川空港までのアクセス抜群で、タクシーで15分ほど、電車でも10分ほど(空港まで2駅)です。
先日、その雲西を訪れて印象的だったことは、「駅前の喫煙所」です。
この写真をよく見ると、男女で喫煙スペースが分かれています。
こんな喫煙スペースは、日本ではまず見かけないですよね。
なぜ男女でエリアを分ける必要があるのでしょうか?
実は韓国社会には儒教の教えが根強く存在しています。
その関係で、どれだけ親しい仲であっても上下関係というのを意識して生活しています。
それは韓国人同士の会話態度からも垣間見ることができます。
それがよくわかるのが大人気のアイドルグループ「TWICE」です。
たとえ1歳や2歳の年の差だとしても、年上のメンバーに対しては、
名前を呼び捨てにすることはなく、「〇〇オンニ」と呼びかけていますね。
「オンニ(언니)」は韓国語で「お姉さん」という意味です。
「〇〇さん」というくらいの感覚なのかもしれませんが、
「お姉さん」と呼ぶというのはまさしく上下関係の厳格さが現れているように思います。
さて、話は喫煙所に戻りますが、
自分より年上の人の前では、喫煙している姿をみせないようにするというように、
男女ともに年上の方へ気をつかっているようです。
また、女性が喫煙する姿というのは好ましくないという風潮もあったようです。
そんな文化的な背景もあり、トラブル防止のためにも、
あえて女性のみと男性のみというような表記をするに至ったということだろうと思います。
飛行機で2時間程度の距離ですが、喫煙所ひとつに注目しても日本との違いがあります。
まだまだ知らないことだらけだなと感じました。