まもなくベトナムは雨季に入ります。
ベトナムの季節は、「乾季」と「雨季」の2つです。
ただ、乾季は雨が降らず、雨季は雨天ばかりというわけでは決してありません。
確かに、雨季の方が1日中雨が降る日があったり、
なんとなく天気が悪いなと思う日が多いのは体感しますが、乾季も度々雨が降ります。
それも、急にドシャ降りの雷雨になったりするんです。
ベトナムを散歩する際にはいつ雨が降っても大丈夫なようにしておく必要がありそうです。
そして短期の旅行であれば折り畳み傘があるといいでしょう。
ただ、私のおすすめはレインコートです。
ベトナムはバイク社会なので、いわゆる「バイクタクシー」はいつでもどこでも利用することができます。
雨でも運転してくれるので、例えば宿から少し離れたところにいる時にスコールに遭遇した際、
レインコートを着てしまえばスムーズに宿まで帰ることができるでしょう。
もちろんタクシーを利用してもいいのですが、少し待ちますし、渋滞していればなおさら時間がかかります。
なかなか傘を差しながらバイクに乗るというのは難しいですし、
そういう人を見かけたことはありません。きっと単純に危ないからでしょう。
あと、レインコートはとくにホイアンに行くと便利さを実感しますよ。
ホイアンの見どころは何と言っても旧市街地です。
ゆっくりと歩きながらのんびりしたなんともノスタルジックな雰囲気に浸れるこの町では、
傘よりもレインコートの方がよいなと思います。
傘だとどうしても片手がふさがってしまいますから、
いざ写真を撮りたいと思ったときに少し手間取ります。
あと、ずっと傘を差しながら歩くのは手が疲れてしまいますよね(笑)
いつでも両手を使える状態にしておくというのは、安全面からも大切です。
現地の方を見てるとやはり傘よりもレインコートを利用する人が圧倒的に多いです。
その土地の気候に慣れてる人たちがレインコートを選択するというのは、
やはりそれなりに理にかなっているということなんでしょう。
郷に入っては郷に従えという言葉がありますが、そのようにしておくと都合がいい場合が多いようです。